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「LIVE & CULTURE」 WEB MAGAZINE by HOT STUFF

「LIVE & CULTURE」 WEB MAGAZINE

『初めてのリアル脱出ゲーム!』

みなさん、こんにちは。

chordスタッフ(幸)です。

 

実はこの間、SCRAPさんのリアル脱出ゲームのデバック公演に参加させていただきました。
リアル脱出ゲーム、、
気になってはいたものの、中々参加するチャンスをつかめずにいたのですが、この度めでたく初参加です!

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その名も『最終兵器工場からの脱出』

realdgame.jp

私たちが世界を救う為に、謎を解き
最終兵器工場から脱出を目指す物語です


4年前に大阪で2か月間だけ開催されたことがあり、
今回は全国ツアーになって同じ内容が復活したそうです。

 

ネタバレになるので、場内の写真や内容については書くことができませんが、場内の数少ないヒントから、様々なワードやアイテムを導き出し、そしてそのアイテムを使いこなし、脱出を目指します。

個人戦と見せかけて、チームの団結力が試されるゲームです!

 

ーー 制限時間は60分

 世界を救う為、一時も気を抜けない。真剣勝負です。

 

ゲーム内の伏線がすごいので、一言一句見逃せない!
そして、華麗な伏線回収と感動的な結末!!
これは面白い!!!

 

私たちが参加した日は12組中なんと4組もの脱出成功グループが!!!

もちろんこの4組に私たちは含まれません(笑)

しかし、最後に謎の解明もしてもらえて、すっきりした気持ちで終えることができます。

 

普段使わない脳みそを使ったような気がしました。
そのせいか、ゲーム終了後はお腹ペコペコ!
この疲労感がなんとも言えず、脱出失敗したのに謎の達成感(笑)

 

ゲーム終了後会場を出ると、撮影スポットが設置されていました!

参加の記念にパシャリ。

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あぁ、、リアル脱出ゲームはまりそう。。

 

今回参加した『最終兵器工場からの脱出』の東京公演は
2018年12/20(木)〜2019年2/3(日)まで、
原宿ヒミツキチオブスクラップにて開催中です!

 

気になった方は是非参加してみてください!

 

また、SCRAPさんでは、この他にも様々な脱出ゲームを全国各地で開催しています。
好みのゲームを探してみてくださいね。


私も色々探してみようと思います!!

realdgame.jp


最後までお読み頂きありがとうございました。


 
chordスタッフ(幸)

今流行り(?)のシェアオフィス体験記

 

みなさん、こんにちは。chordスタッフ(幸)です。

暖かかった11月も過ぎ去り、あっという間に寒くなりましたね。
2018年も残すところあとわずか、、、
あれ??ついこの間年末のカウントダウンをしたような?
ついこの間、フジロックが終わったような??
という感覚で、あっっっっっっっっという間に時間が流れてしまいました。
毎年のことですが、果たしてこの一年で成長できたのだろうか?
目標は達成できたのか?なんて自分を振り返ってしまいます。

 

きっと振り返っているうちは、成長なんかしていないし、
なんなら目標立てることなんてしていなかったかもしれません(笑) 

いかに、日々なんとなく生活し、時間を無駄にしているか感じます。

 

このまま歳を重ねてはいけない!!!!
もっと時間を有効に使わなければ!!!!

 

そんな時、偶然見つけたのが

コチラ👉『JR東日本が提供する、シェアオフィス』

www.jreast.co.jp

ブース型のシェアオフィスが設置されていて、移動や打ち合わせまでのちょっとした空き時間にささっとメールのチェックをしたり、資料の確認をしたりできるのです!
しかも、駅ナカで!!!移動時間のロスがなく、時間を有効に使えそう!

これから時間を有効に使うべく、そのリハーサル?として、
こちらの『シェアオフィス』体験してきました!

 

『シェアオフィス』の詳細はJR東日本のサイトでご確認いただきたいのですが、
デスクとイスの設置されたブースが駅ナカに用意されています。

 

現在は実証実験期間中ということで無料利用が可能。
 ※無料期間は2018年11月28日〜2019年2月20日まで


利用可能時間は9:00〜21:00
 ※利用の際はSTATION WORKの会員登録(登録無料)が必要

 ※無料期間中は15分単位から、最大30分まで予約可能

 

今回は品川駅のブースを予約し、利用してみました。

予約は、会員登録を行ってから、web上の画面に従ってチョチョイと入力し、簡単に操作できました!

 

さて、いろいろすっ飛ばして当日のお話です。

 

こちらが品川駅に設置されているブース

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扉横のパネルに表示されるQRコードを会員サイトのマイページから読み取り開錠します。

 

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 ※マイページ 右下のQRコードで入室時の開錠が出来る。

 

 扉を開けると、
『おお、、ちょっと圧迫感、、』
イメージ的には一人カラオケみたいな感じでしょうか。
ちょっとドキドキしながら椅子に腰掛けます。
椅子はしっかりめのソファタイプで、座り心地◎
しかし、ターミナル駅ということもあり、箱(ブース)の中に入っただけでは外のガヤガヤは消えてくれません。
少し騒がしい方が集中できる人にとっては最適かもしれませんが、なるべく音がなく集中したい人は人混みの喧騒や足音が気になってしまうかもしれません。
また、駅ナカということもあり、電車が来るたびにブースが若干振動します。

(ちょっと地震を感じているような感覚)

ドタバタ歩く人が多いとそれも伝わってきます。
どこまで許容できるかは個人差がありそうです。。

 

ブース内はデスクとイスの他に、電源やWi-Fi、暖房が完備されています。

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壁に貼られている注意事項に目を通し、利用開始です!

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 ※ここにWi-Fiのパスワードなども書いてありますよ!

 

13インチのノートPCをデスクに置くとこんなサイズ感。

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椅子に腰掛けて、デスクまでの距離は30cmくらいと言ったところでしょうか。
ちょうど良かったです。
とはいえ、身体の大きな方は少し狭く感じるかもしれません。

 

扉付近には傘(杖)掛けがあり配慮を感じます。

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ちなみに、暖房はこんな感じでデスクの天板に張り付いています。

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入った直後は少し暑く感じましたが、冬ということもあり、徐々に寒くなります。
暖房は温まるまで少し時間がかかったので、寒くなってからより、早めにスイッチONしておくのが良いと思いました。


今回は30分予約したのですが、この予約時間の「終了5分前」にはアナウンスが流れます。

親切!!!急に声が流れるからかなりびっくりするけど(笑)

これにより、退出が遅れることはほぼないと思います。

 

退室するときは予約画面から開錠ができます。

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すごい!!ハイテク!!!

  

ワクワクドキドキの初めてのシェアオフィス体験はあっっっっっっっという間に終わってしまいました。

隙間時間にメールを確認するのにデスクが欲しい!
電話しながらメモを取りたい!
電話をするには周りの環境がうるさくてどうしよう、、
なんて人はいいかもしれません。

事前予約もできますし、予約がなくてもブースに空きがあればその場で利用可能だそうです。

充電がピンチ!!なんて時も、通りがかりのブースに空きがあれば、ちょっと充電♪

なんてこともできそうですね!

今はまだ、都内のターミナル駅(東京・品川・新宿)3駅にしか設置がありませんが、設置駅が拡大していったら便利になりそうな気がします!

 

外での仕事が多い音楽業界の方、打ち合わせや現場(ライブ)へ向かう移動の間などに最適かと思います。

JR東日本の『シェアオフィス』、無料期間中に試してみてはどうでしょうか?

 

最後までお読み頂きありがとうございました。

 

chordスタッフ(幸)

 

 

【対談】Absolute area、MINT mate box の2組のバンドに話を聞いた!

来月12月14日(金)に新代田 LIVE HOUSE FEVERで開催される、2マンイベント。 

Absolute area × MINT mate box「Pleasure」

 

今回このイベントに出演する2組のアーティストに12月14日に行われるライブの事や、彼らの目標、J-POP、歌ものといったところをキーワードに、対談形式でお届けします。

 

Absolute area

 

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山口諒也(Vo&Gt)、萩原知也(Ba)、高橋響(Dr&Ch)からなる、平均年齢20歳の3ピース・ロック・バンド。

年齢離れした高い技術に加え、 ボーカル山口諒也のソング・ライティングと歌声を武器に、「YHMF」「MusicRevolution」「未確認フェスティ バル2017」でファイナリストに選出されるなど、同世代 を中心に絶大なる支持を得ている。インディーズ活動 支援アプリ「Eggs」の2017年年間楽曲ランキングで は“ひと夏の君へ”が1位を獲得、現在まで10万回以上再生されている。

2018年8月にはミニアルバム「あの夏の僕へ」をリリース。

 


Absolute area「ドラマチックサマー」(Official Music Video)

 

MINT mate box

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mahocato(Vo./Gt.)、やすだちひろ(Ba.)、KJ(Gt.)がSNS発信で結成した3人組ギターロックバンド。
メンバーの“やすだちひろ”は、楽器を持つのも初めて、メンバー二人は本格的な音楽活動はこれが初めてという異色の経歴を持ちながら、2017年1月本格始動からわずか4ヶ月で、タワーレコードHere,play popから1st E.P.『 present』をリリース。今年2月には2nd E.P.発売。先月の10月には待望の3rd E.P.「ideal」をリリース。今月公開の映画「ヌヌ子の聖戦」では3rd E.P.から「君のことで悩みたい」が挿入歌に。

 


MINT mate box「3cm」

 

--- そもそもAbsolute area(以下:アブソ)と MINT mate box(以下:MINT)はどこで一番最初に会いましたか?

 

やすだちひろ:

アブソと初めて会ったのってどこだっけ?

 

mahocato:

MINAMI WHEEL(以下ミナホ)にきてくれたよね。

そこで始めてアブソのメンバーと会ったかな。

 

山口諒也:

そうそう。

あと下北沢のSOUND CRUISING(以下サウクル)で見に行ったんですよ。

ひそかに。笑

 

mahocato:

なぬ!笑

 

山口諒也:

サウクルって言えば、僕がサウクルの日にステージで鼻血だしたんですよ。

 

MINT mate box:

えー!?

 

KJ:

パンクだねー。笑

 

山口諒也

鼻血が止まらなくなって。まき散らかしながら。

サウクルの思い出はもはやそれだけ。笑

 

萩原知也:

1曲目の終わりぐらいで鼻血出てたよね。笑

 

やすだちひろ:

まだ私達は出血はないよね。

 

mahocato・KJ:

ないない。笑

 

KJ:

ライブ中に曲を飛ばしたことぐらいしかないよね。

 

山口諒也

僕たちも2番まるまるこの前飛ばしましたよ。笑

 

KJ:

僕たちもこの前2番まるまる飛ばした。笑

 

やすだちひろ:

その犯人私だわ。笑

全く自分では気付いていなかったんだけど、演奏終わってから、なんで2番飛ばしたのって?言われて、そこではじめてうっそー!!って。笑

その時は全然記憶なくて、けど2人が合わせてくれていたから助かった。

 

mahocato:

アブソはその時どうなったの?

 

山口諒也

全く同じ。1番終わってから、その流れでCメロに行ってしまって。

全然気が付かなくて、なんか早かったっけ?ってちょっと違和感ありながらやっていたけど、同じく2人が合わせてくれていたから助かったんだよね。

 

MINT mate box:

同じだねー。笑

 

--- 知らないうちに曲を飛ばすという事は結構あるんですね。それではお互いのバンドの印象を教えて下さい。

 

mahocato:

アブソはすごく曲が素敵ですよね!

その秘訣を後ろで色々教えてもらおうかなと思っています。笑

 

(一同爆笑)

 

--- それではアブソから見た、MINTはどうですか?

 

山口諒也

ひたすらに可愛い。笑

 

KJ:

ありがとうございます。笑

 

mahocato:

なんでKJが。笑

 

--- アブソは男子3人のバンドですが、アブソから見たMINTの3人の構成はどう思う?

 

KJ:

いろいろ大変ですよ。

 

Absolute area:

 

--- KJさんからしたらアブソの編成は良い?

 

KJ:

やっぱり良いですよね。バンドは。男子っていう感じがするし。

僕も入ったら馴染めると思うし。笑

逆に僕はどう見られているのか興味がある。

 

やすだちひろ:

確かに

 

山口諒也

大変そうだなって思いますね。笑

 

やすだちひろ:

皆にそう思われているよね。

バンドのメンバー構成上そう思われがちだよね。

 

山口諒也

確かに男女のバンドは大変そうな気がしますね。

 

KJ:

もちろん気は使うけど、2人からも気を使われているのかな?

 

やすだちひろ:

あまりKJ君を"男子だ"と意識していないから、男の子とバンドをやっているという感覚をあまり持っていないかも。笑

 

mahocato:

確かにそういう感覚はない。笑

 

KJ:

まあね。笑

 

--- 楽屋で着替えとかしても大丈夫?

 

やすだちひろ:

全然大丈夫です。笑

着替えの時はあっち向いておいてって言うぐらいですね。笑

 

mahocato:

私の場合は、見ないでよ!って言って向こうを向いてもらう。笑

 

やすだちひろ:

mahoは何も言わずに、いきなり着替えだすもんね。

 

mahocato:

そうだね。笑

 

KJ:

いきなり着替えはじめて、突然見ないでって言われるんですよね。

 

やすだちひろ:

女子は自由奔放に過ごさせていただいています。笑

 

--- お互いのライブは見ていますか?それぞれの感想とかありますか?

 

山口諒也

MINTさんのライブを見た感想としては、とにかく盛り上がりますよね。

ひたすら楽しいライブっていう感じ。

 

萩原知也:

あとノレる曲が多い。

 

--- MINTさん側からしたらどうですか?

 

やすだちひろ:

ライブを見た時に思ったことは、熱いなって思いましたね。

歌もそうだし、演奏もそう。

とにかく熱量が伝わってきて、それに対してしっかりお客さんも答えているなって思いました。

 

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mahocato:

そもそもアブソっていつからバンドをやっているんだっけ?

 

山口諒也

僕と高橋は高校の同級生なんですけど、活動自体は高校1年の時に軽音楽部を二人で結成した時からだから、そう考えたらもう5、6年やっています。

 

やすだちひろ:

軽音楽部を始めた時に楽器も歌も始めたの?

 

山口諒也

ギターはその時からですけど、小さい時はピアノをやっていました。

音楽は好きだったんです。

高橋とは高校もそうですけど、地元も同じで、中学も一緒だったんです。

その時からバンドとかやりたいね。って話していて、それで高校も一緒の高校に入って、高校で始めたという感じです。

 

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mahocato:

すごい仲よさそうだよね。

喧嘩もしなさそうだし。

 

山口諒也

喧嘩しないですねー。笑

 

--- 昨日ちょうどアブソさんのライブを見に行っていたんですけど、昨日はドラムの高橋さん主催のイベントでしたよね。完全に現場も仕切っていた。

 

 

高橋響:

昨日は大変でした。苦笑

出てくれたバンドがその前に学園祭出てからこっちに来るっていう流れだったんですけど、渋滞で間に合わないというのがあって、20分ぐらい一人で延々とMCやって場をつないでいました。

2人はただそれを会場の後ろから眺めて笑っているんですよ。

 

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山口諒也

高橋が一人でMCをやっているところを、後ろから動画で撮っていましたね。笑

 

(一同爆笑)

 

--- MCはやっぱり大変ですか?

 

高橋響:

大変ですね。

できればもうやりたくない。苦笑

 

やすだちひろ:

MCというと、MINTの場合、ライブを盛り上げる為でもありますが、個々のキャラクターを面白いって言ってくれる人が多いから、それを伝えられる場所でもあるかなと思っています。

例えばmahoは本当に英語がペラペラなので、自然と英語混じりのトークになったり、私達自身がMCでの空気作りみたいなものが、より自然にできるようになってきたかなと思っています。

それにMCの時にどうやって盛り上げられるか?っていうことはメンバー間でよく話しますね。

 

--- 事前にMCの打ち合わせもする?

 

mahocato:

オチはだいたい決めているよね。

KJをオチにして、「よっ!色男!」みたいな感じのオチにもっていく事が多い。笑

 

KJ:

確かに。笑

最近はMCも良いバランスになってきたかなとも思いますね。

ただ俺がしゃべるとまとまらなくなるというのは、、まだまだ課題かな。。。

 

mahocato:

KJは話が長いんだよね。

 

--- mahokatoさん、KJさんににらまれていますよ。笑

 

mahocato:

アブソはMCでは誰が話すの?

 

山口諒也

基本的に僕ですね。ただ僕のMCは壊滅的で。笑

本当は安室ちゃんスタイルでMCをやらないのでよければそれはそれで良いんですけど。

MCはやっぱり難しいですよね。

 

萩原知也:

MCは悩むよねー。

 

山口諒也

MINTさんのライブを見に行った時は、めちゃめちゃMC面白いし、途中のラジオコーナーとかも面白い。やっぱり先輩は違うなって。笑

 

mahocato:

全然先輩じゃないし。笑

 

やすだちひろ:

mahoのキャラがすごく濃いことがありがたいというか、こういうタイプの人がいるからこそ私はMCで好き勝手にやれるというのもありますよね。笑

 

mahocato:

ツッコミ役はいないの?

 

山口諒也

誰もいないですね。

野放し状態というか。苦笑

 

(一同爆笑)

 

mahocato:

そう考えたら役割分担って難しいよね。

誰がボケて、誰が突っ込んで、誰が話すのか。

 

やすだちひろ:

この前のアブソのライブを見た時に、"曲に入り込む為のMC"というのがグッときたんですよね。

そう考えると私達MINTの場合は楽しい!面白い!っていう内容だね。

 

mahocato:

そうそう。

間違ってエモい感じのMCをすると、お客さんの反応を見るのが怖くなる。笑

 

やすだちひろ:

そうなの。笑

エモいMCが似合わないんだよね。

 

mahocato:

今日ここに立っている意味!みたいなMCすると、うわー。Can I go back!って思ってしまう。笑

 

(一同爆笑)

 

--- それでは自分達のライブの特徴とか、ここをファンの人達に見てもらいたいところはありますか?

 

 

山口諒也

ライブでのまっすぐなところとか、人間臭さというところですかね。

 

高橋響:

さっきのMCの話ではないですが、MCでは自分的にはボケたつもりでもお客さんは笑わない時もあるんで、山口も話していましたが、本当は演奏だけやっていたいといえばやっていたいんです。苦笑

ただパフォーマンスはだいぶ意識しています。

 

 

やすだちひろ:

私達、一度社会人を経験して、やっぱり音楽をやりたい、と思って結成したバンドなので、その音楽に対する熱量をお客さんに感じて楽しんでもらいたいと思っています。

今しか鳴らせない音とか歌は絶対あると思うから、その瞬間の私たちをしっかり目に焼き付けて欲しいなって。

 

mahocato:

そうそう。

私達は楽曲もライブも"青春"をテーマとしていて、社会人を一回経験している分、音楽を今やる事によって、もう一度青春真っ只中という気持ちでいます。笑

青春がカムバックしてきたと思っているからこそ、青春がより貴重に感じられるんですよね。

だから青春というものの尊さを伝えたいし、その時にしか味わえない、なんとも言えないあの感じを音楽を通して伝えたいんですよね。

 

やすだちひろ:

今しかないんだよその青春時代って。という事を青春真っ只中の人に知ってもらいたいというか。笑

 

山口諒也・萩原知也:

歌を聴かせるというのは僕らも共通して持っているところだよね。

 

KJ:

それもあるし、あと個人的にはMINTはバンドサウンドだけではない音の作り込みをしたいなというのもあります。

歌をメインにしているところもあるのですけど、音の作り込みというのは、まだまだこれからですけど、力を入れて表現したい部分だなとは思っています。

 

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萩原知也:

個人的に僕が意識しているのはパフォーマンスのところですね。

どのぐらいの熱量が出せるのか。

激しいパフォーマンスも自分としてはやっていたりしているし、お客さんをけっこうあおったりもします。

 

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--- ライブ中にバンドの人達は結構お客さんをあおったりしますよね。

 

やすだちひろ:

私の場合は、あおろうとは思いますけど、自分のキャラクターとしていきなりデスボイスとかやったらひかれるじゃないですか。笑

だから自分なりのあおり方というか、スタイルはまだまだ模索中かもしれませんね。

 

--- なるほど。確かにキャラっぽくはないですよね。笑 それでは次の質問です。一番最初にやった時のライブと、今現在の自分たちは大きく変わりましたか?

 

mahocato:

最初と比べて180度変わったと思います。

MINTの初ライブは去年のサウクルで、それまではちぃはピアノはやっていたけどそのほかの楽器経験ゼロで。

私もアコギしか弾いた事がなく、コードもGとEとCしか知らなかったんですよね。笑

それで、MINTを始めるとなって初めてエレキを練習し始めました。

KJだけは唯一高校ぐらいからコピーバンドをやっていたのでギターの経験が長くて。

それでも全員が表に出る活動がほとんど始めてという中、サウクルに出たんですよね。

今思うとよく出たなって。笑

この前みんなでキャンプに行った時に、その時の映像を掘り出して見たんですけど、最後まで見られなかったです。笑

3人とも棒立ちだったし。笑

MCなんて、「喉が乾くので水飲みます。」っていう状態。笑

そもそもそれまで、私はライブキッズではなかったので、ライブを個人的に見に行った事があるのは、flumpoolだけだったんです。

だからライブの雰囲気もわからないし、MCもわからない、自分のキャラもわからないし、棒立ちで最初はただやっていたという感じですよね。

その時に比べたら今はちゃんと3人の出方もわかってきたし、ここでこういったらお客さんも喜んでくれるとか、曲が終わったあとの余韻を浸ってもらった後に、「ハロー」って言うとかそういう流れも含めてだんだんわかってきましたね。

言ってしまうと、赤ちゃんから20歳ぐらいまで成長した感じ。笑

 

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(一同爆笑)

 

mahocato:

喋りやすいお題でした。

ありがとうございました。笑

 

萩原知也:

そうすると楽器始めてどれぐらいでステージ立ったという事ですか?

 

やすだちひろ:

半年ぐらいだよね?

 

mahocato:

だよね。そっからサウクルに出演したんだよね。

 

やすだちひろ:

私はライブは割と見に行っていた方だと思うけど、出る側になった時にステージ上でどうすればいいかなんて、もちろん考えた事もなかったから、やっぱり出る時になって、立ち振る舞いもわからない、伝えたい事はあったと思うけど、伝え方もわからない。

今考えると、ある意味無知って無敵だなって改めて思いますね。

 

mahocato:

今だったら絶対出れないよね。

 

やすだちひろ:

そうだね。

でもそんな状況でもステージに出してもらえる環境が幸いにもあったので、今があると思うんですよ。

サウクルも、ミナホも、その当時求められていたレベルに対して、足りないことだらけだったからこそ、周りの人達に引っ張ってもらったなって改めて思いますし、色々吸収させてもらったなと思います。

あの時と言ってはいますが、まだまだ最近の事ではありますけどね。笑

 

山口諒也

僕は初めてライブをやった時の事をあんまり覚えていなくて。

 

高橋響:

確かライブハウスの大会だったと思うよ。

高校の部活のオーディションで上位に行ったので、周りから出てみろって言われたんですよね。

とはいえオリジナルなんか全然やっていないコピーだったんですよね。

音とかもそうだし。

 

山口諒也

そうだった。

その時は確か周りも全然見えず、ただただ演奏する事に必死だった気がする。

その時に比べて今はお客さんの事も考えて、反応とかも見れるようになってきていますね。

だから最初の頃はMINTさんと同じだったと思います。笑

 

萩原知也:

そうそう。

今はお客さんの事を考えられるようになっていますよね。

 

--- ライブが終わった後は反省会とかをやったりしますか?

 

萩原知也:

終わった後とかはやりますよね。

今日はこうだったよねとか。

 

mahocato:

反省会は私たちもやるよね。

 

やすだちひろ:

そうそう。

ライブを毎回撮影してもらっているんですけど、その映像見ながら、帰りの車の中はだいたいその話。毎回ここはこうだったねって振り返りをします。

ただ演奏に必死だった最初の頃から抜け出して、パフォーマンスも大切にしたいと思い始めた頃はかなり大変でした。やりたいことに対して、映像で見る自分とのギャップが大きすぎて。

本番で体が動いていないと指摘されるんですけど、自分の中では「動いてるのに!」と思っているわけですよ。でもいざ映像見たら「全然動けていない…すみません…」って。笑

結構ショックだったんですよね。

今もまだまだですが、そういう事が当時は多かったんですよね。

 

--- やっぱり反省会は大切なんですね。それではそのイベントの時の心構えというか、対バンイベントに出演したら、知らないお客さんにも見てもらえますよね。

例えば初めて見てくれるお客さんを全て振り向かせてやるぞといったような事ってありますか?

 

mahocato:

私たちのことを知らないお客さんも全員振り向かせるぞ!というよりは、全員に楽しんで欲しいっていう気持ちが強いかもしれないですね。

 

やすだちひろ:

何か刺さってくれればいいなと思ってはいるんですけどね。

 

mahocato:

そうそう。

 

やすだちひろ:

全く違うタイプのバンドさんと対バンしたとして、そのバンドのお客さんを取りに行こうと思っても、それは難しいことも多いと思うんですよね。

お客さんの好みもありますし。

でもMINTとしては、こういうバンドもいるんだと気付いてもらえるとは思っていて、キャラの面白さであったり、同じ土俵で戦うというよりは、私たちにしかない魅力が響いてくれたら嬉しいなって。

もちろん、どういうアプローチをした方がこのお客さんにはささるんだろうか?とかは考えますね。

 

mahocato:

結局はそこに来てくれたお客さんが、2時間なり3時間のその空間を楽しめてくれたら良いわけじゃないですか。

なので、バンドのカラーや特徴や楽しみ方は違くていいと思うし、色々な方向で楽しみ方をお客さんに提供できたらいいなと思いますよね。

そうした方が絶対見ている人達も面白いと思いますしね。

 

--- アブソさんはどう思いますか?

 

山口諒也

100点満点の回答をされてしまうとこの後は辛いですよね。笑

 

(一同爆笑)

 

山口涼也:

やっぱりインパクトは見せたいなとは思うんですよ。

特に同世代は熱いバンドが多くて、昨日のイベントに出演してくれたバンド達もそうだったんですけど、やっぱり負けん気でインパクトは残したいですね。

 

--- アブソはやってやるぞという感じですよね。

 

やすだちひろ:

バンドらしくてかっこいいと思う。

やってやるぞという勢いというか。

 

mahocato:

そうだよね。

それがかっこいい!

 

山口諒也

対バンイベントはやっぱり良い刺激を与え合っているんだなと思っています。

 

萩原知也:

そうですね。

僕の場合は本当にとってやるぞと思ってやっていますね。

そうじゃないとステージであの自分を出せないんですよね。

スイッチを入れるというか、ステージではぶっ飛ばしてやるぜみたいな感じ。

 

高橋響:

そうだったの?

昨日は自分が主催したイベントだったからか、萩原のそういうテンション全然気がつかんかったわ。

忙しかったし。笑

 

(一同爆笑)

 

やすだちひろ:

MINTの場合はSNSで私達を知ってくれて、ライブハウスという場所自体初めて行くっていう人も結構いるんですよね。

そういう人達が私達を通して、音楽はもちろん、ライブの楽しさに気付いてくれる、きっかけになっているのは本当に嬉しいです。

 

KJ:

僕は勝ちに行く気でやっていますよ。笑

 

一同

おーー。

 

KJ:

まあ勝ちに行くというよりも、その日のステージで自分が一番の演奏をするぞという気持ちじゃないと、性格的にただステージの上で突っ立ったままになってしまうかもしれないので。笑

このメンバーの中でインパクトというか、一人ぐらいは「あいつカッコ良いよね」って思ってもらえるようになりたいと思っています。

 

高橋響:

僕は対バンだったら全員ぶっ倒すぞぐらいの気持ち持っています。

特に同世代のバンドだったら特にそう思うかもしれないですね。

やっぱり他のバンドはみんなライブがカッコいいんですよ。そういうバンド見ているとめっちゃいいなと思ってしまうんで、やっぱり全員ぶっ倒して帰ろうという気持ちは持っておきたいなと思っていますよね。

そうじゃないとテンション上がらないし、テンションが上がらないとパフォーマンスも上がらないんで。

 

--- なるほど。やっぱりライブ中に思う事は人それぞれ違いますね。それではその先、自分達が目指すべき場所はありますか?会場であったり、フェスであったり、目標とか。

 

山口諒也

僕はミスチルが本当に好きなんです。

ミスチルの東京ドームとかスタジアム公演とかも行ってて。

だからアブソも同じような規模でライブができるバンドになりたいんです。

僕達はロックバンドですけど、ちゃんと歌ものでありたいし、J-POPでもありたくて。

理想は高いですけどミスチルのように国民的バンドと呼ばれるようになりたい。

 

やすだちひろ:

私の場合は、音楽の素晴らしさに改めて気付いたきっかけがフェスなんです。

何万人もの人が同じ会場・同じ音楽で熱狂しているあの空気感に感銘を受けたんですよね。

だからフェスの一番大きなステージに立ちたいという夢はありますね。

あとメンバーとも話しているんですけど、私達もJ-POPをもっと突き詰めていきたいんですよね。

もちろんバンドとしての良さも持っていたいんですけど、バンドやロックというくくりだけに縛られたくなくて。

なので目指す先は、武道館でも、東京ドームでも、広い会場でJ-POPの最先端としてライブができたら良いなと思っています。

 

mahocato:

私は海外のフェスにも出たいんですよね。

 

--- 海外のフェスですか。カッコいいですねー。笑

 

萩原知也:

僕は大きな会場でやりたいですね。音楽に出会ってからずっと思っています。

ホールツアーとか、Mステにも出てみたいですね。それこそお茶の間ですよね。

おばあちゃんにも見てもらいたいというか。笑

紅白とか。もう国民的なバンドですよね。

 

高橋響:

ほとんど回答出尽くしましたけど、僕はタイアップとかやってみたいですね。

映画とかの主題歌とかもそうですし。カッコいいなと思いますよね。

 

--- なるほど。タイアップとかもインパクトありますよね。それでは来月12/14(金)にFEVERでアブソさんと、MINTさんで2マン公演をやりますが、その時の2マンでコラボとか考えていますか?

 

mahocato:

そうなんです。

さっきちょうど話していたんですけど、それぞれの曲とかカバーできたらいいなって。

盛り上がるんじゃないかなって。

 

--- それは面白そうですね!

 

mahocato:

だからあとでコード教えて。笑

 

山口諒也

ぜひ!笑

 

--- アブソさんもMINTさんのカバーする?

 

MINT mate box:

やってほしい!

 

山口諒也

そうですねー。

何か考えてみたいと思います!

 

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(MINT mate boxの曲を改めて聞く2人)

 

--- FEVERの時が楽しみですね!最後にFEVERに来てくれる方に一言お願いします。

 

山口諒也

やっぱり僕達とMINTさんはぱっと見含めて全然違うバンドじゃないですか。

ただJ-POPとか、歌をしっかり届けたいというところでは同じなので、2マンを今度やった時にどういう化学変化が起こるかを楽しみに見に来てもらえればと思います。

 

--- 楽しみにしています。本日はありがとうございました!

 

12月14日(金)に新代田FEVERで行われる、Absolute area / MINT mate boxの2マンライブのチケットのお買い求めはこちらから。

 

www.red-hot.ne.jp

 

取材・文 まるやま 

写真 深井

食べ物つながりで歌を味わうコラム 「よんで きいて たべる」 第8回 おでん

北風がぴゅうと吹いたらおでん解禁。

大根こんにゃくがんも玉子はんぺん
○○(任意のお気に入りおでん種を代入せよ)の
絶対定番神具材に加え、
ロールキャベツに代表されるニューウェーブ具材も定番化、
さらには各地方ローカルルールも入り乱れ、
浸み入る出汁は底の見えないような濃厚茶色から
透明度を増した澄んだものまで、
21世紀のおでんはますますカラフルで楽しい。

毎日続くとちょっと飽きちゃうけれど、
手作りだと大量にできてしまうし、
それがおいしい。
財布に優しくて、程よくごちそうぽくもあり、
得意料理としたくなる。

だからこそコンビニでも屋台でも、
外でおでんをひとりで食べるときは、
より寒風が沁みるとき。
それが必要なときもあるし、
心と体を瞬間的に暖めるには充分だ。

ただ、長くはもたないから、家に帰ろう。

 

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おでんを作りながら
種ともこの描いた「私」は
セピア色の鍋の中、
たいして変わりばえしない
材料と調味料を眺めているうち
皮肉もふつふつ…
それもそのうち煮くずれて
つい、帰っておいでと
呼びかける。

「うち」のおでん鍋の前で
もしくは
コンビニの四角い鍋の前で、
ふぇのたすの描いた主人公は
どれを食べようか悩む。
「あなた」は何にしたのかな。
おでんは種も食べ方も作り方も
頻度も豪華さもさまざまだけど
一緒に食べたい気持ちは
変わらない。

誰かと食べてもひとりでも
噛めば
しみこんだ
出汁と気持ちがあふれ出る。

銀杏BOYZの描いた「僕」は
フォークギターを弾きながら
気持ちを歌に乗せて吐露する。
大人になる(と言われている)間の
名状しがたい、いやな感じのせいか
コンビニのおでんくらいしか食べられないし、眠れない。
今日より大人に近づいてるはずの明日にちょっとだけ期待して
いつまでたってもドキドキしてたいと願う。

 

今回とりあげた曲
種ともこ『おでん』
歌:種ともこ 作詞:種ともこ 作曲:種ともこ
収録アルバム『おひさま』(2007.05.23リリース)
Official Site:http://www.tomokotane.com/

ふぇのたす『おでん伝説』
歌:ふぇのたす 作詞:山本奨 作曲:山本奨
『限定おでん』※1日限定販売DLカード(2014.05.04)収録
https://soundcloud.com/phenotas/kkrctmm2my6r  にて鑑賞可能
Twitter account:@phenotas

銀杏BOYZ 『なんとなく僕たちは大人になるんだ』
歌:銀杏BOYZ 作詞:峯田和伸 作曲:峯田和伸
収録アルバム『DOOR』(2005.01.15)他
Official Site:http://www.hatsukoi.biz/

『吹奏楽の甲子園・普門館という憧れと思い出』

みなさん、こんにちは。chordスタッフ(幸)です。

 

MONTHLY HOT STUFFやコラム「よんで きいて たべる」、その他アーティストへの取材を掲載しているchordですが、今回はコンサートとは少し違った方向で音楽にまつわるお話を書きたいと思います。

 テーマは"吹奏楽"です。

まずはタイトルにもある『普門館』について簡単に紹介します。
『普門館』は宗教法人「立正佼成会」が所有するホールで、1970年に東京都杉並区に落成。
5000人収容が可能です。

これは、東京国際フォーラムホールAや、パシフィコ横浜国立大ホールに匹敵するキャパシティです!
このキャパシティに加え、駐車場設備の広大さから吹奏楽全国大会に使用されることになります。
吹奏楽大会が普門館で行われていたのは、1972年と、その後1977年から(2005年を除く)2011年までです。
そのため、吹奏楽に関わる者は少なからず憧れる場所となり、いつからか「吹奏楽の甲子園」と呼ばれるようになったのです。
 ※現在は名古屋国際会議場センチュリーホールが全国大会会場とされています。


そして、中高6年間 吹奏楽部でPercussionをやっていた私もまた、普門館を目指す者の一人でした。
中学生の頃はなんとなくで入った部活でしたが、何を思ったのか全国大会を目指し、吹奏楽に力を入れている県内の高校に進学しました。
高校3年間はとにかくハードで、毎日が必死で正直あまり記憶にないくらいの日々でした。
このハードな3年間おかげで全国大会には2回出ることが出来ました。
(最後の1年は"三出制度"と呼ばれる、全国大会に3年連続出場した団体は4年目は大会へ参加することができないという大会規定で大会自体への参加をしていませんでした。現在この規定は廃止されたようです。)


今回、この記事のきっかけが普門館の解体にあります。
2012年に行われた調査により耐震強度不足が判明、立正佼成会では建替えも検討されていたようですが、建築基準法の規制により同規模のホールが立てられないことが分かり、今冬の解体が決定しました。

そこで、普門館を所有する宗教法人立正佼成会は吹奏楽関係者や経験者らに普門館の舞台を開放するイベント「普門館からありがとう~吹奏楽の響きたちへ~」を企画しました。

shimbun.kosei-shuppan.co.jp

舞台上で自由に楽器を吹くことができるイベントです。
(ただし、安全上の理由から大ホール客席部分への立ち入りは禁止。)
この舞台に憧れる者が全国にどれほどいるのでしょうか。
普門館の舞台床は黒いことで有名なのですが、それは舞台に立った時に顔が映えるようにとのことらしいです。
そんな黒床の舞台に自由に上がれるなんて!なんて素晴らしい企画なんでしょうか!
この企画、吹奏楽をやっていた者としては逃せない!!!ということで、行って参りました。
そこでの様子を少しご紹介します。

 

この日私は、会社から電車で方南町まで向かいました。
高校生の時はバスで行っていたので、初めて電車で普門館で行きます。ドキドキワクワクがとまりません。
丸ノ内線中野坂上で乗り換える頃には楽器を持った人がちらほらと見受けられ、さらに気持ちが高ぶります。

駅から住宅街を抜けて、歩くこと10分弱。目の前にドーーンと現れました!
外観の写真撮り忘れました。(後悔)

まずは正面の柱です。

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この時点で『うわ〜〜〜〜来た〜〜〜〜!!!!』とテンション爆上げの私。
残念ながら、一人で行ったので静かに撮ります。。
しかし、一人の姿を見た案内係りの方が柱と共に写真を撮ってくれました。

f:id:ys_hotstuff:20181109155303p:plain 恥ずかしさより、撮りたい気持ちが勝ちました。。

 
進んでいくと、見覚えのある壁!階段!
『あ〜〜〜〜〜ここで演奏後の記念撮影したな〜〜〜〜〜』

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その先には、大きなパネルも用意されていました。

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『こちらこそ、ありがとう普門館。。』という気持ちでパシャリ。

 

さらに進み、搬入口からの入場です!
入ると記念品を渡されます。

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「割れやすいので気をつけて下さい」と渡された記念品は、なんと!普門館外壁のタイルでした!!!

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記念品をいただけたことが予想外で喜び勇み、足を進めます。
進むと通路に着工中の写真が飾られています。

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すでに来ている方の楽器の音が響く中さらに進んで行くと舞台袖です。

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楽器の音、ステージの感じ、懐かしさといろいろな気持ちが一気に蘇ります。
しばらく放心状態のままぼーっと立ち尽くし、ふと我に返って周りを見渡すと、平日の夜ですが、かなりの人がいらしてました。

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幅広い年齢の方が思い思いに楽器を吹いています。
残念ながら、私は高校卒業後は吹奏楽から離れていたので、手持ちである楽器がなく手ぶらでふらっと行ってしまいました。Percussionで色々持ち込まれている方を見ると、羨ましさを感じずにいられませんでした。
中には2世代でいらしている方も居て、長く愛されていたホールなんだということを実感しました。
また、音楽はこうして引き継がれてゆくのだと感じました。素晴らしいことですね。

 

そんなことを思い、照明の眩しさを感じながら、

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反響板に描かれているメッセージを眺め、
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※メッッセージを自由に書いていいコーナーになっていました!同じ高校のOB・OGの方々のメッセージ見つけたりしておもしろかったです!


設置されている記念スタンプを押し、

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※上手(赤色)下手(青色)の2色展開でした!

 

ステージ上のいろんなところから写真を撮り、

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楽器を持ち込まずとも、あっという間に1時間ほど経っていました。
いつまでも居たい気持ちがあり、後ろ髪引かれつつ普門館を後にしました。f:id:ys_hotstuff:20181109161612j:plain  f:id:ys_hotstuff:20181109161533j:plain

 

この素敵なイベントは今週末まで開催されています!!
吹奏楽部だった方、そうでないけど普門館の黒床に興味が湧いた方、ぜひ週末のお出かけにいかがでしょうか?


イベント詳細や注意事項などはイベント特設サイトにてご確認ください。

最後までお読み頂きありがとうございました。

 

chordスタッフ(幸)