【対談】Absolute area、MINT mate box の2組のバンドに話を聞いた!
来月12月14日(金)に新代田 LIVE HOUSE FEVERで開催される、2マンイベント。
Absolute area × MINT mate box「Pleasure」
今回このイベントに出演する2組のアーティストに12月14日に行われるライブの事や、彼らの目標、J-POP、歌ものといったところをキーワードに、対談形式でお届けします。
Absolute area
山口諒也(Vo&Gt)、萩原知也(Ba)、高橋響(Dr&Ch)からなる、平均年齢20歳の3ピース・ロック・バンド。
年齢離れした高い技術に加え、 ボーカル山口諒也のソング・ライティングと歌声を武器に、「YHMF」「MusicRevolution」「未確認フェスティ バル2017」でファイナリストに選出されるなど、同世代 を中心に絶大なる支持を得ている。インディーズ活動 支援アプリ「Eggs」の2017年年間楽曲ランキングで は“ひと夏の君へ”が1位を獲得、現在まで10万回以上再生されている。
2018年8月にはミニアルバム「あの夏の僕へ」をリリース。
MINT mate box
mahocato(Vo./Gt.)、やすだちひろ(Ba.)、KJ(Gt.)がSNS発信で結成した3人組ギターロックバンド。
メンバーの“やすだちひろ”は、楽器を持つのも初めて、メンバー二人は本格的な音楽活動はこれが初めてという異色の経歴を持ちながら、2017年1月本格始動からわずか4ヶ月で、タワーレコードHere,play popから1st E.P.『 present』をリリース。今年2月には2nd E.P.発売。先月の10月には待望の3rd E.P.「ideal」をリリース。今月公開の映画「ヌヌ子の聖戦」では3rd E.P.から「君のことで悩みたい」が挿入歌に。
--- そもそもAbsolute area(以下:アブソ)と MINT mate box(以下:MINT)はどこで一番最初に会いましたか?
やすだちひろ:
アブソと初めて会ったのってどこだっけ?
mahocato:
MINAMI WHEEL(以下ミナホ)にきてくれたよね。
そこで始めてアブソのメンバーと会ったかな。
山口諒也:
そうそう。
あと下北沢のSOUND CRUISING(以下サウクル)で見に行ったんですよ。
ひそかに。笑
mahocato:
なぬ!笑
山口諒也:
サウクルって言えば、僕がサウクルの日にステージで鼻血だしたんですよ。
MINT mate box:
えー!?
KJ:
パンクだねー。笑
山口諒也:
鼻血が止まらなくなって。まき散らかしながら。
サウクルの思い出はもはやそれだけ。笑
萩原知也:
1曲目の終わりぐらいで鼻血出てたよね。笑
やすだちひろ:
まだ私達は出血はないよね。
mahocato・KJ:
ないない。笑
KJ:
ライブ中に曲を飛ばしたことぐらいしかないよね。
山口諒也:
僕たちも2番まるまるこの前飛ばしましたよ。笑
KJ:
僕たちもこの前2番まるまる飛ばした。笑
やすだちひろ:
その犯人私だわ。笑
全く自分では気付いていなかったんだけど、演奏終わってから、なんで2番飛ばしたのって?言われて、そこではじめてうっそー!!って。笑
その時は全然記憶なくて、けど2人が合わせてくれていたから助かった。
mahocato:
アブソはその時どうなったの?
山口諒也:
全く同じ。1番終わってから、その流れでCメロに行ってしまって。
全然気が付かなくて、なんか早かったっけ?ってちょっと違和感ありながらやっていたけど、同じく2人が合わせてくれていたから助かったんだよね。
MINT mate box:
同じだねー。笑
--- 知らないうちに曲を飛ばすという事は結構あるんですね。それではお互いのバンドの印象を教えて下さい。
mahocato:
アブソはすごく曲が素敵ですよね!
その秘訣を後ろで色々教えてもらおうかなと思っています。笑
(一同爆笑)
--- それではアブソから見た、MINTはどうですか?
山口諒也:
ひたすらに可愛い。笑
KJ:
ありがとうございます。笑
mahocato:
なんでKJが。笑
--- アブソは男子3人のバンドですが、アブソから見たMINTの3人の構成はどう思う?
KJ:
いろいろ大変ですよ。
Absolute area:
笑
--- KJさんからしたらアブソの編成は良い?
KJ:
やっぱり良いですよね。バンドは。男子っていう感じがするし。
僕も入ったら馴染めると思うし。笑
逆に僕はどう見られているのか興味がある。
やすだちひろ:
確かに
山口諒也:
大変そうだなって思いますね。笑
やすだちひろ:
皆にそう思われているよね。
バンドのメンバー構成上そう思われがちだよね。
山口諒也:
確かに男女のバンドは大変そうな気がしますね。
KJ:
もちろん気は使うけど、2人からも気を使われているのかな?
やすだちひろ:
あまりKJ君を"男子だ"と意識していないから、男の子とバンドをやっているという感覚をあまり持っていないかも。笑
mahocato:
確かにそういう感覚はない。笑
KJ:
まあね。笑
--- 楽屋で着替えとかしても大丈夫?
やすだちひろ:
全然大丈夫です。笑
着替えの時はあっち向いておいてって言うぐらいですね。笑
mahocato:
私の場合は、見ないでよ!って言って向こうを向いてもらう。笑
やすだちひろ:
mahoは何も言わずに、いきなり着替えだすもんね。
mahocato:
そうだね。笑
KJ:
いきなり着替えはじめて、突然見ないでって言われるんですよね。
やすだちひろ:
女子は自由奔放に過ごさせていただいています。笑
--- お互いのライブは見ていますか?それぞれの感想とかありますか?
山口諒也:
MINTさんのライブを見た感想としては、とにかく盛り上がりますよね。
ひたすら楽しいライブっていう感じ。
萩原知也:
あとノレる曲が多い。
--- MINTさん側からしたらどうですか?
やすだちひろ:
ライブを見た時に思ったことは、熱いなって思いましたね。
歌もそうだし、演奏もそう。
とにかく熱量が伝わってきて、それに対してしっかりお客さんも答えているなって思いました。
mahocato:
そもそもアブソっていつからバンドをやっているんだっけ?
山口諒也:
僕と高橋は高校の同級生なんですけど、活動自体は高校1年の時に軽音楽部を二人で結成した時からだから、そう考えたらもう5、6年やっています。
やすだちひろ:
軽音楽部を始めた時に楽器も歌も始めたの?
山口諒也:
ギターはその時からですけど、小さい時はピアノをやっていました。
音楽は好きだったんです。
高橋とは高校もそうですけど、地元も同じで、中学も一緒だったんです。
その時からバンドとかやりたいね。って話していて、それで高校も一緒の高校に入って、高校で始めたという感じです。
mahocato:
すごい仲よさそうだよね。
喧嘩もしなさそうだし。
山口諒也:
喧嘩しないですねー。笑
--- 昨日ちょうどアブソさんのライブを見に行っていたんですけど、昨日はドラムの高橋さん主催のイベントでしたよね。完全に現場も仕切っていた。
高橋響:
昨日は大変でした。苦笑
出てくれたバンドがその前に学園祭出てからこっちに来るっていう流れだったんですけど、渋滞で間に合わないというのがあって、20分ぐらい一人で延々とMCやって場をつないでいました。
2人はただそれを会場の後ろから眺めて笑っているんですよ。
山口諒也:
高橋が一人でMCをやっているところを、後ろから動画で撮っていましたね。笑
(一同爆笑)
--- MCはやっぱり大変ですか?
高橋響:
大変ですね。
できればもうやりたくない。苦笑
やすだちひろ:
MCというと、MINTの場合、ライブを盛り上げる為でもありますが、個々のキャラクターを面白いって言ってくれる人が多いから、それを伝えられる場所でもあるかなと思っています。
例えばmahoは本当に英語がペラペラなので、自然と英語混じりのトークになったり、私達自身がMCでの空気作りみたいなものが、より自然にできるようになってきたかなと思っています。
それにMCの時にどうやって盛り上げられるか?っていうことはメンバー間でよく話しますね。
--- 事前にMCの打ち合わせもする?
mahocato:
オチはだいたい決めているよね。
KJをオチにして、「よっ!色男!」みたいな感じのオチにもっていく事が多い。笑
KJ:
確かに。笑
最近はMCも良いバランスになってきたかなとも思いますね。
ただ俺がしゃべるとまとまらなくなるというのは、、まだまだ課題かな。。。
mahocato:
KJは話が長いんだよね。
--- mahokatoさん、KJさんににらまれていますよ。笑
mahocato:
笑
アブソはMCでは誰が話すの?
山口諒也:
基本的に僕ですね。ただ僕のMCは壊滅的で。笑
本当は安室ちゃんスタイルでMCをやらないのでよければそれはそれで良いんですけど。
MCはやっぱり難しいですよね。
萩原知也:
MCは悩むよねー。
山口諒也:
MINTさんのライブを見に行った時は、めちゃめちゃMC面白いし、途中のラジオコーナーとかも面白い。やっぱり先輩は違うなって。笑
mahocato:
全然先輩じゃないし。笑
やすだちひろ:
mahoのキャラがすごく濃いことがありがたいというか、こういうタイプの人がいるからこそ私はMCで好き勝手にやれるというのもありますよね。笑
mahocato:
ツッコミ役はいないの?
山口諒也:
誰もいないですね。
野放し状態というか。苦笑
(一同爆笑)
mahocato:
そう考えたら役割分担って難しいよね。
誰がボケて、誰が突っ込んで、誰が話すのか。
やすだちひろ:
この前のアブソのライブを見た時に、"曲に入り込む為のMC"というのがグッときたんですよね。
そう考えると私達MINTの場合は楽しい!面白い!っていう内容だね。
mahocato:
そうそう。
間違ってエモい感じのMCをすると、お客さんの反応を見るのが怖くなる。笑
やすだちひろ:
そうなの。笑
エモいMCが似合わないんだよね。
mahocato:
今日ここに立っている意味!みたいなMCすると、うわー。Can I go back!って思ってしまう。笑
(一同爆笑)
--- それでは自分達のライブの特徴とか、ここをファンの人達に見てもらいたいところはありますか?
山口諒也:
ライブでのまっすぐなところとか、人間臭さというところですかね。
高橋響:
さっきのMCの話ではないですが、MCでは自分的にはボケたつもりでもお客さんは笑わない時もあるんで、山口も話していましたが、本当は演奏だけやっていたいといえばやっていたいんです。苦笑
ただパフォーマンスはだいぶ意識しています。
やすだちひろ:
私達、一度社会人を経験して、やっぱり音楽をやりたい、と思って結成したバンドなので、その音楽に対する熱量をお客さんに感じて楽しんでもらいたいと思っています。
今しか鳴らせない音とか歌は絶対あると思うから、その瞬間の私たちをしっかり目に焼き付けて欲しいなって。
mahocato:
そうそう。
私達は楽曲もライブも"青春"をテーマとしていて、社会人を一回経験している分、音楽を今やる事によって、もう一度青春真っ只中という気持ちでいます。笑
青春がカムバックしてきたと思っているからこそ、青春がより貴重に感じられるんですよね。
だから青春というものの尊さを伝えたいし、その時にしか味わえない、なんとも言えないあの感じを音楽を通して伝えたいんですよね。
やすだちひろ:
今しかないんだよその青春時代って。という事を青春真っ只中の人に知ってもらいたいというか。笑
山口諒也・萩原知也:
歌を聴かせるというのは僕らも共通して持っているところだよね。
KJ:
それもあるし、あと個人的にはMINTはバンドサウンドだけではない音の作り込みをしたいなというのもあります。
歌をメインにしているところもあるのですけど、音の作り込みというのは、まだまだこれからですけど、力を入れて表現したい部分だなとは思っています。
萩原知也:
個人的に僕が意識しているのはパフォーマンスのところですね。
どのぐらいの熱量が出せるのか。
激しいパフォーマンスも自分としてはやっていたりしているし、お客さんをけっこうあおったりもします。
--- ライブ中にバンドの人達は結構お客さんをあおったりしますよね。
やすだちひろ:
私の場合は、あおろうとは思いますけど、自分のキャラクターとしていきなりデスボイスとかやったらひかれるじゃないですか。笑
だから自分なりのあおり方というか、スタイルはまだまだ模索中かもしれませんね。
--- なるほど。確かにキャラっぽくはないですよね。笑 それでは次の質問です。一番最初にやった時のライブと、今現在の自分たちは大きく変わりましたか?
mahocato:
最初と比べて180度変わったと思います。
MINTの初ライブは去年のサウクルで、それまではちぃはピアノはやっていたけどそのほかの楽器経験ゼロで。
私もアコギしか弾いた事がなく、コードもGとEとCしか知らなかったんですよね。笑
それで、MINTを始めるとなって初めてエレキを練習し始めました。
KJだけは唯一高校ぐらいからコピーバンドをやっていたのでギターの経験が長くて。
それでも全員が表に出る活動がほとんど始めてという中、サウクルに出たんですよね。
今思うとよく出たなって。笑
この前みんなでキャンプに行った時に、その時の映像を掘り出して見たんですけど、最後まで見られなかったです。笑
3人とも棒立ちだったし。笑
MCなんて、「喉が乾くので水飲みます。」っていう状態。笑
そもそもそれまで、私はライブキッズではなかったので、ライブを個人的に見に行った事があるのは、flumpoolだけだったんです。
だからライブの雰囲気もわからないし、MCもわからない、自分のキャラもわからないし、棒立ちで最初はただやっていたという感じですよね。
その時に比べたら今はちゃんと3人の出方もわかってきたし、ここでこういったらお客さんも喜んでくれるとか、曲が終わったあとの余韻を浸ってもらった後に、「ハロー」って言うとかそういう流れも含めてだんだんわかってきましたね。
言ってしまうと、赤ちゃんから20歳ぐらいまで成長した感じ。笑
(一同爆笑)
mahocato:
喋りやすいお題でした。
ありがとうございました。笑
萩原知也:
そうすると楽器始めてどれぐらいでステージ立ったという事ですか?
やすだちひろ:
半年ぐらいだよね?
mahocato:
だよね。そっからサウクルに出演したんだよね。
やすだちひろ:
私はライブは割と見に行っていた方だと思うけど、出る側になった時にステージ上でどうすればいいかなんて、もちろん考えた事もなかったから、やっぱり出る時になって、立ち振る舞いもわからない、伝えたい事はあったと思うけど、伝え方もわからない。
今考えると、ある意味無知って無敵だなって改めて思いますね。
mahocato:
今だったら絶対出れないよね。
やすだちひろ:
そうだね。
でもそんな状況でもステージに出してもらえる環境が幸いにもあったので、今があると思うんですよ。
サウクルも、ミナホも、その当時求められていたレベルに対して、足りないことだらけだったからこそ、周りの人達に引っ張ってもらったなって改めて思いますし、色々吸収させてもらったなと思います。
あの時と言ってはいますが、まだまだ最近の事ではありますけどね。笑
山口諒也:
僕は初めてライブをやった時の事をあんまり覚えていなくて。
高橋響:
確かライブハウスの大会だったと思うよ。
高校の部活のオーディションで上位に行ったので、周りから出てみろって言われたんですよね。
とはいえオリジナルなんか全然やっていないコピーだったんですよね。
音とかもそうだし。
山口諒也:
そうだった。
その時は確か周りも全然見えず、ただただ演奏する事に必死だった気がする。
その時に比べて今はお客さんの事も考えて、反応とかも見れるようになってきていますね。
だから最初の頃はMINTさんと同じだったと思います。笑
萩原知也:
そうそう。
今はお客さんの事を考えられるようになっていますよね。
--- ライブが終わった後は反省会とかをやったりしますか?
萩原知也:
終わった後とかはやりますよね。
今日はこうだったよねとか。
mahocato:
反省会は私たちもやるよね。
やすだちひろ:
そうそう。
ライブを毎回撮影してもらっているんですけど、その映像見ながら、帰りの車の中はだいたいその話。毎回ここはこうだったねって振り返りをします。
ただ演奏に必死だった最初の頃から抜け出して、パフォーマンスも大切にしたいと思い始めた頃はかなり大変でした。やりたいことに対して、映像で見る自分とのギャップが大きすぎて。
本番で体が動いていないと指摘されるんですけど、自分の中では「動いてるのに!」と思っているわけですよ。でもいざ映像見たら「全然動けていない…すみません…」って。笑
結構ショックだったんですよね。
今もまだまだですが、そういう事が当時は多かったんですよね。
--- やっぱり反省会は大切なんですね。それではそのイベントの時の心構えというか、対バンイベントに出演したら、知らないお客さんにも見てもらえますよね。
例えば初めて見てくれるお客さんを全て振り向かせてやるぞといったような事ってありますか?
mahocato:
私たちのことを知らないお客さんも全員振り向かせるぞ!というよりは、全員に楽しんで欲しいっていう気持ちが強いかもしれないですね。
やすだちひろ:
何か刺さってくれればいいなと思ってはいるんですけどね。
mahocato:
そうそう。
やすだちひろ:
全く違うタイプのバンドさんと対バンしたとして、そのバンドのお客さんを取りに行こうと思っても、それは難しいことも多いと思うんですよね。
お客さんの好みもありますし。
でもMINTとしては、こういうバンドもいるんだと気付いてもらえるとは思っていて、キャラの面白さであったり、同じ土俵で戦うというよりは、私たちにしかない魅力が響いてくれたら嬉しいなって。
もちろん、どういうアプローチをした方がこのお客さんにはささるんだろうか?とかは考えますね。
mahocato:
結局はそこに来てくれたお客さんが、2時間なり3時間のその空間を楽しめてくれたら良いわけじゃないですか。
なので、バンドのカラーや特徴や楽しみ方は違くていいと思うし、色々な方向で楽しみ方をお客さんに提供できたらいいなと思いますよね。
そうした方が絶対見ている人達も面白いと思いますしね。
--- アブソさんはどう思いますか?
山口諒也:
100点満点の回答をされてしまうとこの後は辛いですよね。笑
(一同爆笑)
山口涼也:
やっぱりインパクトは見せたいなとは思うんですよ。
特に同世代は熱いバンドが多くて、昨日のイベントに出演してくれたバンド達もそうだったんですけど、やっぱり負けん気でインパクトは残したいですね。
--- アブソはやってやるぞという感じですよね。
やすだちひろ:
バンドらしくてかっこいいと思う。
やってやるぞという勢いというか。
mahocato:
そうだよね。
それがかっこいい!
山口諒也:
対バンイベントはやっぱり良い刺激を与え合っているんだなと思っています。
萩原知也:
そうですね。
僕の場合は本当にとってやるぞと思ってやっていますね。
そうじゃないとステージであの自分を出せないんですよね。
スイッチを入れるというか、ステージではぶっ飛ばしてやるぜみたいな感じ。
高橋響:
そうだったの?
昨日は自分が主催したイベントだったからか、萩原のそういうテンション全然気がつかんかったわ。
忙しかったし。笑
(一同爆笑)
やすだちひろ:
MINTの場合はSNSで私達を知ってくれて、ライブハウスという場所自体初めて行くっていう人も結構いるんですよね。
そういう人達が私達を通して、音楽はもちろん、ライブの楽しさに気付いてくれる、きっかけになっているのは本当に嬉しいです。
KJ:
僕は勝ちに行く気でやっていますよ。笑
一同
おーー。
KJ:
まあ勝ちに行くというよりも、その日のステージで自分が一番の演奏をするぞという気持ちじゃないと、性格的にただステージの上で突っ立ったままになってしまうかもしれないので。笑
このメンバーの中でインパクトというか、一人ぐらいは「あいつカッコ良いよね」って思ってもらえるようになりたいと思っています。
高橋響:
僕は対バンだったら全員ぶっ倒すぞぐらいの気持ち持っています。
特に同世代のバンドだったら特にそう思うかもしれないですね。
やっぱり他のバンドはみんなライブがカッコいいんですよ。そういうバンド見ているとめっちゃいいなと思ってしまうんで、やっぱり全員ぶっ倒して帰ろうという気持ちは持っておきたいなと思っていますよね。
そうじゃないとテンション上がらないし、テンションが上がらないとパフォーマンスも上がらないんで。
--- なるほど。やっぱりライブ中に思う事は人それぞれ違いますね。それではその先、自分達が目指すべき場所はありますか?会場であったり、フェスであったり、目標とか。
山口諒也:
僕はミスチルが本当に好きなんです。
ミスチルの東京ドームとかスタジアム公演とかも行ってて。
だからアブソも同じような規模でライブができるバンドになりたいんです。
僕達はロックバンドですけど、ちゃんと歌ものでありたいし、J-POPでもありたくて。
理想は高いですけどミスチルのように国民的バンドと呼ばれるようになりたい。
やすだちひろ:
私の場合は、音楽の素晴らしさに改めて気付いたきっかけがフェスなんです。
何万人もの人が同じ会場・同じ音楽で熱狂しているあの空気感に感銘を受けたんですよね。
だからフェスの一番大きなステージに立ちたいという夢はありますね。
あとメンバーとも話しているんですけど、私達もJ-POPをもっと突き詰めていきたいんですよね。
もちろんバンドとしての良さも持っていたいんですけど、バンドやロックというくくりだけに縛られたくなくて。
なので目指す先は、武道館でも、東京ドームでも、広い会場でJ-POPの最先端としてライブができたら良いなと思っています。
mahocato:
私は海外のフェスにも出たいんですよね。
--- 海外のフェスですか。カッコいいですねー。笑
萩原知也:
僕は大きな会場でやりたいですね。音楽に出会ってからずっと思っています。
ホールツアーとか、Mステにも出てみたいですね。それこそお茶の間ですよね。
おばあちゃんにも見てもらいたいというか。笑
紅白とか。もう国民的なバンドですよね。
高橋響:
ほとんど回答出尽くしましたけど、僕はタイアップとかやってみたいですね。
映画とかの主題歌とかもそうですし。カッコいいなと思いますよね。
--- なるほど。タイアップとかもインパクトありますよね。それでは来月12/14(金)にFEVERでアブソさんと、MINTさんで2マン公演をやりますが、その時の2マンでコラボとか考えていますか?
mahocato:
そうなんです。
さっきちょうど話していたんですけど、それぞれの曲とかカバーできたらいいなって。
盛り上がるんじゃないかなって。
--- それは面白そうですね!
mahocato:
だからあとでコード教えて。笑
山口諒也:
ぜひ!笑
--- アブソさんもMINTさんのカバーする?
MINT mate box:
やってほしい!
山口諒也:
そうですねー。
何か考えてみたいと思います!
(MINT mate boxの曲を改めて聞く2人)
--- FEVERの時が楽しみですね!最後にFEVERに来てくれる方に一言お願いします。
山口諒也:
やっぱり僕達とMINTさんはぱっと見含めて全然違うバンドじゃないですか。
ただJ-POPとか、歌をしっかり届けたいというところでは同じなので、2マンを今度やった時にどういう化学変化が起こるかを楽しみに見に来てもらえればと思います。
--- 楽しみにしています。本日はありがとうございました!
12月14日(金)に新代田FEVERで行われる、Absolute area / MINT mate boxの2マンライブのチケットのお買い求めはこちらから。
取材・文 まるやま
写真 深井