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「LIVE & CULTURE」 WEB MAGAZINE by HOT STUFF

「LIVE & CULTURE」 WEB MAGAZINE

天候以外はなんとかします! フジロックのあゆみ(前編)

2018年のフジロック終了。
今年は多くの記事で書かれているように
苗場に移ってから20年という記念すべき年。
それは
今まで出演したアーティスト、
スタッフ関係者、
そして参加のオーディエンスが
苗場の地に撒き続けた種が萌芽し、
豊かなフェスへと
こつこつ結実させてきた
20年でもあった。

この節目で、
今まで積み重ねてきた
フジロックの創意工夫について
10個をピックアップして
前後編で振り返る。

 

[前編]

1. リストバンドの事前発送
2016年からはリストバンドの
事前発送がスタート。
リストバンド交換の手間を省き、
大幅な時間短縮となった。
入場ゲートでは
付属のICチップで入退場を管理。

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加えて、セキュリティスタッフ目視による
持ち込み荷物チェックで
より安全で安心に楽しむことが
できるようになった。


2. もり沢山のフェスごはん
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人気出店、ジャスミンタイの裏技:+100円で合いがけできます!

厳正な審査を通過した
クオリティの高いフェスごはんも
大きな楽しみのひとつ。
何にしようか選べないほど
豊富なラインナップを眺めていると
ついつい食べ・飲み過ぎて
しまいそうになるが、
普段と異なる環境下では無理は禁物。
自分のペースで楽しもう。



3. 電子マネー決済

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♪シャリ〜ン 実際やってみるとその便利さに感動!

2016年から導入が始まり
今ではほとんどの出店で
使えるようになった電子マネー。
さっと支払いを済ませることができ、
行列の緩和に。小銭も減って財布も軽い。

取り扱いカードは主要なものを
ほとんどカバーしている。
ただ、チャージ機の数には限りがある。
なるべく出発前にチャージしておきたい。

 


4. 休憩スポットの充実

オレンジカフェや
ピラミッド・ガーデンなどなど
雨を凌ぎつつ
座って体力回復したり、
食事をとりやすい場所も増えた。

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公演OFF中のピラミッドガーデン。かなり座り心地の良いチェアでくつろげる。

場内では、ポータブルチェアを
こまめに移動させるのが
ベストなのだと考えがちかもしれないが、
お互い譲り合いを意識して
時間などをずらして混雑を避けると
案外、腰を下ろす場所は確保できる。
せっかくの野外、音楽フェス。
身軽に楽しみたい。


5. ライブ動画生配信

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2018年のフジロックで
画期的な大革命。
フジロックのオフィシャルYouTubeチャンネル

www.youtube.com
を再生すればいつでもどこでも
そこがフジロック!
圧倒的なカメラワークと臨場感で
現場の空気を共有。
今回は動画フジロック派だった方とも、
またいつか苗場でお会いできるのを
楽しみにしています!

 

後編につづく!